勤務医の負担軽減、最も有効なのは?

勤務医への負担、本当に増えすぎです。

なんとかしてほしいです。

2012年度診療報酬改定の重点課題の一つが、「病院勤務医の負担軽減」。m3.com意識調査で、勤務医の勤務環境の現状や、現在検討されている施策のうち何が有効かをお聞きしました。

 勤務医の負担軽減が特に必要な病院を複数回答で聞いたところ、最も多かったのが、「病床規模によらない」(Q1、詳細な結果はこちら)。特に、規模の大きい病院での負担が大きい、といった傾向は見られませんでした。

 負担軽減が必要な年代については、医師会員では「40代」との回答がトップ(Q2)。「30代」も多く、これらの世代は、臨床だけでなく、中間管理職として部門のマネジメントを行い、後輩の指導も行う......。一人何役もこなさなければいけない多忙な現状があるようです。

 また、負担軽減が必要な診療科は、救急がトップで、産科、小児科と続きます(Q3)。2012年度改定でも、救急、救急、産科、小児、外科等が負担軽減すべき診療科として挙げられています。

 では、どんな施策が勤務医の負担軽減に有効なのでしょうか。中医協で現在検討されている施策を挙げ、複数回答で選んでもらったところ、医師会員で多かったのは、「交代勤務制導入(2交代制、3交代制など)」(59%)、「医療クラークの増員」(58%)、 「当直後の予定手術に対する配慮(当直明け外科医に手術予定を入れないなど)」(49%)など(Q4)。

 これらのうち、「最も有効なもの」を聞いたところ、前問の回答を反映して、医師会員の回答では、「交代勤務制導入(2交代制、3交代制など)」(35%)でトップでした。2位「医療クラークの増員」(21%)、3位「(大病院の)外来部門の縮小」(12%)。

 交代制勤務の評価は、「一つの科に1人しかいないような科では交代制勤務は無理なので、一定数以上の医師がいることを要件としている点数において評価する」(2011年12月7日中医協総会、厚生労働省保険局医療課長の鈴木康裕氏、『「当直明け手術予定なし」「交代制」を評価』を参照)。該当するのは、救命救急センター、周産期母子医療センターなど。もっとも、こうした部門でも医師数が充足していなければ、交代制勤務の導入は容易ではありません。

 交代制勤務の導入に比べると容易なのが、「医療クラークの増員」。現在、医師に対する医療クラークの数が、15対1、20対1、25対1、50対1などが要件ですが、例えば40対1なども評価することが想定されます。

 さて勤務医の負担軽減の関連で、現在お聞きしているのは、小児の医療費助成制度。少子化対策として医療費助成が拡充される一方、"コンビニ受診"につながるとの指摘もあります。皆さんは、どうお考えでしょうか。

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投稿者: 日時: 2012年1月22日 22:43 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ